外壁塗装の費用と相場

外壁の塗装の費用と相場は?

外壁の塗装って、どれくらい費用が掛かるの?
と思っておられる方も多いかと思います。こちらでは、戸建て住宅の外壁塗装の費用の相場を説明してまいります。
外壁塗装の費用を理解し、自分に合った外壁塗装業者選びをしてください。

 工事費用の構成要素

工事費用に関してはある程度相場が決まっています。というのも、外壁塗装で重要になってくるのは、「塗料の費用」であり、その塗料に関しては各外壁塗装会社とも同じものを扱っていることが多く原価が変わらないためです。本来であれば、同じ塗料を使えば、基本的に同じ値段になりますもんね。

ただ、複数の業者に見積もりを取ると、価格に差が出てきたりします。これは、もちろん「おすすめの塗料」や「人件費」が異なったりするため仕方ないのですが、これではどこが良いのかわからないでしょう。そのため、費用を分解し、それぞれの妥当性を把握できるようになるのが重要です。

工事費用は下記の5つの要素に分解されます。

1. 足場費用足場を組み立てるための費用
2. 高圧水洗浄費用古い外壁をはがし、接着しやすくするための費用
3. 塗装工事費用塗料を塗布するための費用、3回塗りが基本
4. 一般塗装費用外壁以外(雨どいなど)を修繕・塗布するための費用
5. 諸経費一連の工事で発生したゴミの廃棄費用

この5つの構成要素に関して、細かく見ていきましょう。

①足場費用

足場費用は、外壁塗装をする際に組む足場構築のための費用となります。垂直の外壁に塗料を塗る工事には欠かせません。足場費用は30坪ほどの家では15万~20万程度が相場ではないでしょうか。イメージとしては、外壁塗装工事費用のうち20~30%に収まるイメージです。

足場には、自社で組むパターンと、外部業者に依頼する場合があります。多くの外壁塗装会社では、自社で組む場合が多いようですが、そのあたりは聞いて確認をしたほうがいいかもしれません。

また、外壁塗装をする際には、一部塗替えでない限り、足場が必要になりますので、この料金を省くというのはほぼ無理です。また、一部塗替えでも、無理に足場を構築せず、屋根に乗って作業してもらうことは避けてもらったほうがいいでしょう。瓦や屋根の破損、強いては雨漏りの原因になりますので、ご注意ください。

②高圧水洗浄費用

高圧水洗浄とは、外壁塗装の前に壁の汚れを取るための洗浄のことを指します。金属の筒の先にノズルがついていて、そこから非常に高圧の水が噴射される機械を利用し、汚れを取ります。

この高圧水洗浄は「洗浄」とついているため汚れを取る目的と思われがちですが、実はそれだけではありません。どちらかというと「旧塗膜をはがして、新しい塗料が定着しやすくする」というイメージが強いといえるでしょう。後での仕上がりに関係してくるので、非常に念入りに洗浄を行ってきます。

基本的な料金としては、200~300円/平方メートルが相場ではないでしょうか。30坪(外壁が200平方メートル相当)であれば、4万~6万円になると見積もれますね。

③塗装工事費用

塗装工事は実は3段階の「塗り」に分けられます。それが「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3つの工程です。

下塗りは、塗料をきちんと外壁に密着させる、「接着剤」のような役割を持ちます。外壁の状況や素材に一番影響を受けやすいのはこの下塗りです。ご自身の家の外壁の材質によって大きく変わりますので、外壁塗装会社からきちんと説明を受けましょう。

中塗りと上塗りは下塗りと異なり、外に見える塗料を塗っていく作業になります。まず中塗りを行い、一通り外壁に塗料を定着させます。その後1日ほど置いて乾かした後に、上塗りを行います。きちんときれいに仕上げるために、2度塗りをするわけです。 業者によっては、上塗りの塗り状況を見分けるために、少し、中塗りと上塗りの色を変えて塗るような会社もあるようです。

さて、この塗装工事費用ですが、塗装会社によって、また家主の希望によって、大きく変わってきます。というのも、塗装工事費用は、結局は「人件費+塗料代」から成り立っており、会社のサービスによって人件費が、また顧客の選んだ塗料によって「塗料代」が大きく異なってくるからです。こちらは後で詳しく説明をします。

④一般塗装費用

外壁塗装と一言に行っても、実は塗装を行うのは「外壁」だけではありません。実際は「雨どい」や「軒天」(屋根の真下部分にある壁)、「破風」(屋根の部分の先端)の塗装なども行います。

外見上あまり目立たない部分ではありますが、こういった隅の部分から水が入り込み、家が傷むということが頻繁に起こります。丁寧に塗装してもらいましょう。

また、塗装ではないですが、最近ではシーリングというのも一般的になってきています。外壁のボードとボードの間をシーリング材で張り替える工事のことを言います。つまり壁をはがして入れ替え蓋をする、というイメージですね。基本的には10年程度での実施が目安です。

一般塗装費用に関しては、各企業によって大きく異なりますので、きちんと説明を聞き、見積もりの際に見極めるようにしてください。

⑤諸経費

最後にかかるのが諸経費です。外壁塗装は家の壁を塗り替える、という「一大工事」なので、多くの素材が使われ、それに伴い廃棄物も出ます。この廃棄物の処理や、その他もろもろの作業にかかる費用を諸経費といいます。

諸経費は基本的には2万円程度が相場ではないでしょうか。ごみを捨ててもらう費用だと思ってもらえればと思います。

注目すべきは「塗装工事費用」

さて、さきほど5つの費用を確認しましたが、その中でも重要になってくるのが「塗装工事費用」です。この塗装工事費用は基本的には「人件費+塗料代」となるのでした。この塗料代によって大きく費用が変わってきます。

塗料に関しては主要なものを下記にピックアップします。 こちらを参考にしてみてください。

塗料種類単価(/㎡)耐年数特徴オススメ
アクリル系塗料1,000~1,200円4~7年コスパはいいが最近は利用されにくい 
ウレタン系塗料1,800~2,000円6~10年金属に強い 
シリコン系塗料2,500~3,500円8~15年コスパが良く長持ちする
ラジカル系塗料2,500~3,000円14~16年新しい塗料、耐年数対費用が良い 
フッ素系塗料3,500~4,500円15~20年見た目が良く汚れづらい、長持ち
光触媒塗料3,500~4,500円15~20年光と反応し自己洗浄する 
特殊セラミック塗料3,000~4,000円15~20年断熱、遮音、防音効果がある新素材 

このように、塗料によって大きな差の開きがあります。ではその様々な塗料の中からどの塗料をどのように選べばよいのでしょうか。

ズバリ、選ぶべき基準は、①コスパ、②仕上がり、③機能の3つの基準を軸に選んでいけばよいでしょう。

①の「コスパ」に関しては、単価÷耐年数で比較をすればよいでしょう。ただし、耐年数にも違いがあるので、10年で塗り替えたいという方で15年もつ塗料を塗る場合には、耐年数を10年換算で換算してみてください。

②の「仕上がり」に関しては、①踏まえて残った塗料に対して、どのような仕上がりになるのかを外壁塗装会社に尋ねるのが良いでしょう。自分のイメージに合ったものきちんと納得して選んでください。10年付き合う買い物なので、慎重に選んでください。

③の「機能」に関しては、「幹線道路の近くだから少し防音をしてほしい」や、「日照量が多いので断熱効果がほしい」というような希望がある場合には、外壁塗装会社に打診してみてください。希望に合わせた塗料を提案してくれるはずです。

いい塗料を使うと高くなりがち、と思うかもしれませんが、上記に挙げた①~③の基準を元に、価格以外の部分でも納得し、適切に評価をすることをオススメいたします。

多摩地区オススメ企業の価格例

では最後に多摩地区のオススメ企業の価格例を見ていきましょう。 30坪の一軒家の外壁を塗装するという想定で、塗料の種類によって松竹梅に分けてみました。参考にしてみてください。

外壁塗装ガイド新着記事一覧

外壁塗装に関する情報を発信していきます。多摩地区にちなんだ情報が中心なので、ローカル情報として参考にしてみてください。